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鎌倉はあじさいの名所がたくさんあります。
例年は、5月下旬から咲き始め、だんだんとあじさいの色が濃くなり、6月中旬~下旬が見頃となります。
この記事では、鎌倉で見られるあじさいの名所を6ヵ所ピックアップしました。
自然やお寺とのコラボレーションが美しいあじさいや、2000本以上あじさいが咲き誇る必見スポットをご紹介します。
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
奈良時代に開創された歴史がある有名なお寺。
ご本尊は、十一面観音菩薩。高さ9.18mを誇る日本最大級の木彫仏で、長谷観音の名で親しまれています。
長谷寺にはさまざまな仏像があり、大黒堂の左手前のさわり大黒天には、願い事をしながら触ってお参りをすると叶うともいわれているため、多くの人が訪れる人気スポットです。
長谷寺のあじさいは、北鎌倉の明月院と人気を二分するスポット。
見頃になると混雑するので、早朝に行くなど計画を立てた方がよさそうです。
眺望散策路(観音山あじさい路)には、2500株を超える色とりどりのあじさいが植えられています。
長谷寺は海と町が一望でき、はじめての鎌倉を楽しみたい人におすすめのお寺です。
【住所】神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2
【受付時間】
通常 8:00~16:30(閉山17:00)
4月~6月 8:00~17:00(閉山17:30)
【料金】大人400円、小学生200円
※あじさいの鑑賞は別途料金が必要。詳しくは公式サイトをご確認ください
【駐車場】あり(350円/30分)
【公式サイト】https://www.hasedera.jp/
報国寺は、約700年前に足利尊氏の祖父である足利家時を開基とし、上杉重兼によって創建された足利氏と上杉氏の菩提寺です。
竹の寺とも呼ばれる報国寺の約2,000本の竹林は芸術的で、苔や枯山水、コンパクトに手入れされた庭園も美しいと人気があります。
足利一族のお墓にも足を運んでみてくださいね。
雨の日の観光は気分もどんよりしてしまいがちですが、雨や雨上がりの雰囲気もまた情趣溢れる報国寺。
晴れの日でも雨の日でもあじさいと景色を楽しめるお寺です。濃淡さまざまなあじさいが、竹や苔の緑によく映えます。
見頃の時期に訪れると、山門手前のあじさいが咲き乱れ、絵画のような光景を見ることができるおすすめスポットです。
【住所】神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4
電車:JR・江ノ電「鎌倉」駅からバス「鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景行き」もしくは「ハイランド行き」で約12分、浄明寺下車徒歩約3分
【拝観時間】9:00~16:00
※年末年始 12/29~1/3 は拝観を休止
【料金】高校生以上400円、小・中学生200円
【駐車場】あり
【公式サイト】https://houkokuji.or.jp/
明月院は北鎌倉駅からほど近い、鎌倉時代のはじめに建立されました。
もとは、鎌倉幕府5代執権、北条時頼が建立した禅興寺の塔頭でしたが、明治時代に禅興寺が廃寺となり、明月院のみが残りました。
壁面に釈迦如来、多宝如来、十六羅漢の浮き彫りがある羅漢洞とも呼ばれる明月院やぐらや、北条時頼の墓所と廟所があります。
あじさい寺として有名で、境内を埋める2500株のあじさいは明月院ブルーとも言われ、シーズンには多くの人で賑わいます。
本堂右手側に、庭園が見える丸く開いた悟りの窓があり、写真スポットとしても人気です。
長谷寺と同様、明月院も見頃のシーズンは大人気でかなり混みます。
開門直後や閉門直前に行くのがおすすめです。
【住所】神奈川県鎌倉市山ノ内189
JR北鎌倉駅より徒歩約10分
【拝観時間】9:00~16:00
※6月の紫陽花の時期は変更の場合あり
【料金】高校生以上500円、小中学生300円、障害者 無料(要障害者手帳)
*付添1名無料
【駐車場】なし
【公式サイト】https://trip-kamakura.com/place/230.html (鎌倉市観光協会)
浄智寺は鎌倉幕府第5代執権、北条時頼の三男、北条宗政の菩提を弔うために創建されました。
当時は中国(宋)からの渡来僧も多く、現存する鐘楼門や本堂は、宋の様式をうかがうことができます。
本尊は重要文化財に指定されている木造三世仏坐像。
また、奥の洞窟には彌勒菩薩の化身と言われる布袋尊の石像がまつられています。
境内には約40種約150株が植えられ、ひっそりとした良さがある浄智寺のあじさい。
入口になる井戸、甘露ノ井の脇や、鐘楼門へつづく苔むした参道の石段の両側のあじさいは見事です。
近隣の禅寺に比べると自然が深く、野生的なのが魅力であり、鎌倉大仏や銭洗財天など鎌倉のスポットを結ぶハイキングコースにつながります。
【住所】神奈川県 鎌倉市 山ノ内1402
北鎌倉駅の西口から徒歩約8分
【拝観時間】9:00~16:30
【料金】大人 300円、小人(中学生以下)100円
【駐車場】あり
【公式サイト】https://jochiji.com/
鎌倉幕府5代執権、北条時頼によって創建された禅寺。
建長寺で作られている建長汁がけんちん汁の由来という説でも知られるお寺です。
修行の場でもあり、日本で最初に禅寺と名づけられた中国宋風の臨済禅だけを修行する専門の道場。
天狗像や半僧坊の先は、鎌倉の町と海を見渡せる展望台やハイキングコースへつながっています。
歴史ある禅宗の大寺院の建長寺の仏殿や法堂を背景にしたあじさいを楽しめる建長寺。
ハイキングコースにもつながる広い境内の随所にあじさいが咲きます。
半僧坊大権現参道では、緑深い参道の随所に咲くあじさいに思わず深呼吸したくなるほどの神秘的な景色。
写真撮影スポットとしても人気があり、多くの人が訪れます。
【住所】神奈川県鎌倉市山ノ内8
北鎌倉駅から徒歩約15分
【拝観時間】8:30~16:30
【料金】高校生以上500円、小中学生200円
※お支払いはすべて現金のみ
※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方はご提示いただきますと、ご本人と付添1名無料です。
【駐車場】あり(600円~)
【公式サイト】https://www.kenchoji.com/
鎌倉時代後半、北条時宗が中国(宋)より招いた無学祖元禅師により、円覚寺は開山されました。
壮大な山門は、夏目漱石の「門」に出てくる有名な山門です。
山門は、空、無相、無願の三解脱を象徴することから「三門」とも言い、くぐることで煩悩を取り払ってくれるのだそう。
弁天堂まで上がると山間に富士山が見えて絶景です。
円覚寺はJR横須賀線の線路をまたぐ形で、境内が広がっています。
踏切の手前側にある白鷺池、写真スポットとしても人気がある山門、方丈に向かうまでの参道、佛日庵、奥に位置する黄梅院、と、広大な境内の中で咲いています。
広い境内では混雑することも少なく、見頃でも、ゆっくりとあじさい巡りができる穴場のスポットです。
【住所】鎌倉市山ノ内409
【拝観時間】
3月~11月 8:30~16:30
12月~2月 8:30~16:00
【料金】大人500円(高校生以上)、子ども200円(小中学生)
【駐車場】なし(近隣に有料あり)
【公式サイト】https://www.engakuji.or.jp/
あじさいの名所がとても多い鎌倉。
多くのお寺でさまざまなあじさいが咲き誇ります。
また、お寺にはそれぞれの特色があり、同時に歴史も知りながら巡るのも楽しいですね。
例年では6月初旬はまだ咲き始めのため、中旬からが見頃でたっぷりと楽しめるでしょう。
今年のあじさいは、見どころ満載の鎌倉を巡ってみませんか。
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