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小麦の産地として有名な群馬県では、小麦粉を使った料理が親しまれています。
高崎市は、パスタの街と言われるほどパスタのお店が多く、「高崎パスタ」は地元民をはじめ観光客にも大人気のご当地グルメとなっています。
「高崎パスタ」の生みの親とも言われるイタリアンレストラン「シャンゴ」は、数々のオリジナルパスタを生み出す有名店。今回は、群馬を代表するパスタ「ベスビオ」をご紹介します。
群馬県では稲作の二毛作・裏作として古くから小麦が栽培され、粉物文化が栄えた土地です。戦後になると、高崎市周辺で小麦を使った「高崎パスタ」が登場し全国的にも有名な名物の一つになりました。
高崎パスタの特徴はなんといっても、ボリューム感!お店によっても異なりますが、Sサイズで150g、Mサイズで200gさらにLサイズになると300gを超えることもある高崎のソウルフードです。
「シャンゴ」は高崎市を中心に群馬県内に8店舗を構える人気の老舗イタリアンレストランです。
戦後の1968年に初代社長が高崎市請地町に洋食店を開業し、1972年に現在の問屋町に本店を移転しました。
高崎パスタの代名詞とも言えるとんかつの乗った「シャンゴ風スパゲッティ」をはじめ、ボンゴレのスープスパゲッティを日本で初めて生み出し、イタリアンレストランとして、不動の人気を獲得しました。
さらに、パスタメニューとともに料理人も育ててきたことが、高崎パスタの基盤を作り、発展を促した高崎パスタの生みの親的な存在。
ちなみに店名の「シャンゴ」は南アフリカナイジェリアのヨルバ族に信仰されている「大地の神」が由来という説が有望なのだそうです。
今回お邪魔したのはシャンゴ問屋町本店。平日・休日、ランチ・ディナーともに客足が絶えない人気店で、開店前から行列は当たり前です。広い駐車場があるので車でもアクセスしやすいですね。
天井が高く明るい店内にはステンドガラスの窓があしらわれ、まるで教会のような雰囲気が漂います。
広い店内にはカウンターやテーブル席があり、ワインの瓶や絵画などが飾られ落ち着いた雰囲気が漂います。
レジカウンターの近くには多くの著名人の色紙があり、有名店であることを物語っています。
また自宅でシャンゴの味を楽しめる、秘伝のパスタソースもここで購入できますよ。
シャンゴではパスタをはじめサラダやピザ、お肉などのアラカルト料理、ドルチェ、ソフトドリンクやワインなどのアルコールまで、バリエーション豊富なメニューが並びます。
お料理とサラダ、ドリンク、ドルチェなどのセットや休日限定のランチメニューも大充実です。もちろん大きな「麦豚のかつ」が乗った群馬を代表するパスタ「シャンゴ風」もありますよ。
とんかつの乗った「シャンゴ風」に並び、シャンゴを代表するパスタの一つ「ベスビオ」の登場です。
イタリアのベスビオ火山をモチーフにした、激辛魚介のトマトソースパスタです。他県ではあまりみられないベスビオもシャンゴが発祥で、リピーター続出の人気メニューです。
ベスビオにはイタリア産のデュラムセモリナを100%使用したパスタを使っているのですが、弾力がありもちっとした食感が楽しめます。ソースがしっかり絡む太さで食べ応えがあります。
トマトベースの魚介のコクが溢れる激辛ソースは、ニンニクと唐辛子が効いていて、おいしさと燃えるような辛さを堪能できます。魚介もたっぷり入っていて大満足。
火山のようなビジュアルと、辛さと魚介のコクがあるベスビオは、一度食べたら病みつきです。
高崎では高崎市周辺の食文化の発展を図る目的で、群馬最大級のフードイベント「キングオブパスタ」が2009年より開催されています。
市内中心部にあるもてなし広場にパスタを提供する飲食店が出店し、来場者の投票でNO.1を決めます。シャンゴはキングオブパスタで3回も王者の座についていますよ。
元祖高崎パスタの名店をご紹介しましたがいかがでしたか?おいしさボリューム満点の高崎パスタは、群馬でぜひ食べて欲しい名物グルメの一つです。
シャンゴでしか食べられないパスタもあるので、ぜひ群馬に観光で訪れた際には足を運び、味わってみてくださいね。
【住所】群馬県高崎市問屋町1丁目10-24
【アクセス】関越自動車道前橋ICより車で約10分
【駐車場】あり
【営業時間】11:00~21:30(L.O 21:00)
【公式サイト】https://shango.co.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
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