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札幌の大通公園からも札幌駅からもほど近い場所にある北菓楼 札幌本館。
歴史的建築物「旧北海道庁立図書館」をリノベーションしたショップ&カフェです。
観光客はもちろん、レトロ建築好き、カフェ好きも多く訪れるこのお店の魅力に迫ります。
道産食材の風味や味わいを活かしたお菓子を販売する「北菓楼」。「北海道開拓おかき」や「天然水ゼリー 夕張メロン」などが北海道土産の定番品としてよく知られています。
創業の地である砂川市に本店を構え、札幌・小樽・千歳空港などに店舗を展開。2016年には札幌初となる路面店「北菓楼 札幌本館」をオープンしました。
建物は1926年(大正15年)に建てられた「旧北海道庁立図書館」を改装。
歴史的価値の高い外壁と玄関ホールは当時のまま、建物内部が新たに建て替えられました。
建物内部のリノベーションを手掛けたのは、世界的な建築家・安藤忠雄氏。大正時代の趣を残しつつ、モダンで洗練されたデザインの空間が広がっています。
1階はショップとテイクアウトコーナー。濃厚な味わいのソフトクリームが人気です。
1階突き当り付近にある入口から旧玄関ホールへ。
大理石の手すりと階段、重厚なレリーフなど大正時代の建築がそのまま残っており、まるでここだけ時間が止まっているかのよう。
壁面には元図書館だった歴史を継承し、本棚を設置。カフェ利用者は本棚に並ぶ約6000冊の本を自由に閲覧できます。
おすすめメニューはボリュームたっぷりのケーキセット。好きなケーキとシフォンケーキ、ソフトクリーム、ドリンクの4点セットです。
11時〜14時のランチタイムにはオムライスやスパゲティなどの食事も提供されています。
2階の通路奥にはメモリアルルームがあり、見学することがが可能です。
安藤忠雄氏のスケッチや改修工事の経過写真など、建物の歴史を知ることができる写真や資料が展示されていました。
北海道産のもち米と塩、枝幸のほたて、えりもの昆布、白糠の柳だこなど、北海道産の素材にこだわって作った北海道開拓おかき。
米とぎから、蒸し、餅つき、熟成、乾燥、油揚げ、味付けまで7日間もの日数をかけて丁寧に作られています。
札幌本館でしか買えない限定品の「チョコサンドクッキー 北海道廳立圖書館」は、チョコレートとラング・ド・シャークッキーが別々に包装されていて、食べるときに自分でサンドするというもの。
大変人気の商品のため、取材当日にはすでに完売でした…。
もうひとつの限定品、ベルギー産のチョコを使った濃厚チョコケーキ「クラシックショコラ 夢がさね」も要チェックです。
約100年もの時を経た歴史的建造物で楽しむショッピングやカフェタイムには、他では味わえない魅力があります。思わず写真を撮りたくなるのも、名建築ならでは。
札幌を訪れた際には、北菓楼 札幌本館でぜひ素敵な時間をお楽しみください。
【住所】北海道札幌市中央区北1条西5丁目1-2
【アクセス】市営地下鉄南北線「大通」駅5番出口より徒歩5分、JR札幌駅より徒歩10分
【電話】0800-500-0318
【営業時間】10:00〜18:00 ※2Fカフェは、11:00~17:00(ラストオーダー:食事は14:00/デザート・ドリンクは16:30)
【定休日】2Fカフェのみ火曜日が定休日 ※火曜日が祝日の場合、翌水曜日が定休日
【駐車場】なし
【公式サイト】https://www.kitakaro.com/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kitakaro_official/
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