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「HEY」と気軽に食べに行きたい、 沖縄県産豚肉たっぷりのローカルバーガー

2025.02.21「HEY」と気軽に食べに行きたい、 沖縄県産豚肉たっぷりのローカルバーガー

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  1. 「ヘイ!」と入れるラフさが心地いいバーガー店
  2. 軽々完食できちゃう!県産豚を使ったグルメバーガー
  3. ハンバーガーに魅了されて、沖縄へ移住→独立!
  4. バーガー店に漂う、あま〜い匂いの正体は…?
  5. オリジナルバーガーとローカルな街並み、両方を満喫♪
  6. 「HEY」へのアクセス・基本情報

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アメリカの食文化から影響を受け、今やウチナーンチュ(沖縄の人)のソウルフードとして認知されているハンバーガー!

県内には、多彩な味を楽しめる評判店があちこちに点在。中でも、2022年オープンのハンバーガー屋「HEY(ヘイ)」は、年々“バーガー舌”が肥えてきている地元民たちの間で、大注目の一軒です。

「ヘイ!」と入れるラフさが心地いいバーガー店

地元民が行き交う商店街をぶらつきながら、お店探し

2022年オープンのハンバーガー屋「HEY(ヘイ)」
街に馴染んだ店の看板。油断して通り過ぎないように♪

店があるのは、本島北部の名護市(なごし)にのびる「北平和通り」沿い。

ノスタルジックな雰囲気漂う商店街をてくてく歩いていると、頭上に「HEY」のサインが見えてきます。

気心知れた店を訪ねるように、陽気に挨拶を♪

店の扉には、何やら英字のフレーズが書かれていて…⁉︎

階段で2階へ上がると、扉のガラス窓に「Everybody say(みんなで言おうぜ!)」の文字が。

こちらは、店名の由来にもなっている「みんなが『HEY!』と、気軽に入って来てくれるようなお店にしたい」という店主の想いが表現されています。

「HEY!」と中に足を踏み入れれば、ナイススマイルで「HEY♪」と返す店主・宮垣良平さんが、元気に迎えてくれますよ。

スタイリッシュさと温かさが入り混じるオシャレな店内

カウンター席
入り口目の前には、ワイドなカウンターがどん!

オープンキッチンからは、お肉の焼けるいい匂いや鉄板のジュージュー音が広がり、食欲はそそられっぱなしに!

広々カウンター席に座って、バーガーが出来上がるまでの臨場感を存分に楽しむのもいいですね。

広い店内

店内を見渡すと、沖縄市にあるライティングデザイン事務所「Banana concept(バナナコンセプト)」がセレクトした照明が散りばめられていたりと、空間づくりにおける細かい仕事がいちいちカッコ良く、どこにいても絵になりますよ♪

テーブル席も十分にあり、グループやファミリーでワイワイ過ごせそうです。

軽々完食できちゃう!県産豚を使ったグルメバーガー

厨房をのぞくと、美味しさの秘密が次々と明らかに!

バンズを焼くひと手間を大切に、日々鉄板に向き合う

良平さんのこだわりは、「どんなに忙しくても、必ずひと組のオーダーごとに丁寧につくる」こと。特に、バンズのカット面をしっかり焼くことがバーガーの美味しさにつながる重要な工程だと考え、じっくりとベストな焼き上がりを見極めて提供しています。

ちなみにバンズは、地元・名護で人気の「Pain de Kaito(パン・ド・カイト)」に特注。何度も試作を重ねた末、鉄板で焼くと表面がカリッ、中はふわふわの食感を楽しめるようになっています。

チーズの気泡がぷつぷつ、とろ〜り。完成間近

パティには、県産豚肉×外国産牛肉の合挽ミンチを使用。「沖縄の豚肉の美味しさを味わってほしい」と、豚9:牛1という比率で、ほとんどの割合が豚肉。荒めに挽いた牛ミンチは食感をプラスする程度に入れているそうですよ。

バーガーの絶対的相棒・ポテトをセットにしてどうぞ♪

HEY BURGER(ヘイバーガー)

ついに、待望の「HEY BURGER(ヘイバーガー)」がテーブルに到着。

セットに付くポテトを、フレンチフライとギザギザポテトのミックスにしているのは、「1種類よりも2種類の方が嬉しいじゃないですか?」という理由から。良平さんのプチおもてなしが嬉しくなってしまいます。

手持ちでガブリ!が、やっぱり最高の味わい方!

「ヘイバーガー」に挟んでいるのは、パティ、チェダーチーズ、レタス、くんちゃまベーコン(豚の首肉)、卵。

旨みたっぷりの脂が特徴のベーコンは、歯応えと風味がいいアクセントに。マヨネーズ、ピクルス、ケチャップ…といった身近な素材でつくるオリジナルの「HEYソース」は、子どもから大人までが大好きな、ちょっと懐かしい味わいです。

ハンバーガーに魅了されて、沖縄へ移住→独立!

あの名店との出合いから始まった、バーガー愛のルーツ

宮垣良平さん&由貴さん夫妻
キュートな店主夫婦の人柄にも癒されます♡

店に立つのは、宮垣良平さん&由貴さん夫妻。

滋賀県出身の良平さんは、学生時代に沖縄随一のバーガーショップ「Captain kangaroo(キャプテンカンガルー)」の味に出合ったことから、「ハンバーガー屋になりたい!」と思い始めたのだとか。

それから、“キャプカン”で店長を務めながら修行。独立を夢見て10年が経過した2022年、ついにオープンしたのが「HEY」です。

肉感ジューシー&後味さっぱりで、親しみやすいお味!


「ヘイバーガー」をはじめ、豚肉をたくさん使ったパティでつくるハンバーガーは、ボリューミーな見た目ながらも、意外とあっさり食べられて2個目もイケそうなほど!(実際に私もペロッと完食しました!

さらに、パイナップやBBQソースの旨みがマッチした「トロピカルホットチーズバーガー」など、メニューには載らない逸品もたまにあったり、なかったり…⁉︎

カウンター越しに直接「今日は何か裏メニューありますか?」と声をかけたり、SNSをチェックしておけば、お目にかかれるかもしれませんよ♪

バーガー店に漂う、あま〜い匂いの正体は…?

デザートやお土産に、沖縄の素材を使った焼き菓子を

バーガーを味わった後は、別腹おやつもいかがでしょう?

店内に併設された「HARETAKARA(ハレタカラ)」は、「子どもの頃、給食の先生だったおばぁちゃんと一緒によくお菓子づくりをしていて。クッキーが大好きだったんです」という由貴さんが営む、小さなお菓子屋さん。

「HEY」のカウンタースペースに、沖縄らしい素材を使った素朴な焼き菓子が並んでいます。

賞味期限が長めなので、お土産分の購入もお忘れなく♪

シンプルな材料でつくるフランスの伝統菓子「ガレット・ブルトンヌ」は、しっとり、さくっ、ほろっと食感が好評。

香りづけに少し加えた伊江島(いえじま)のサトウキビを原料とするラム酒「イエラム サンタマリア ゴールド」が、リッチな味わいを引き出してくれています。

甘じょっぱ〜いクッキーを、旅のお供にするのも良し

「ソルティキャラメル」の表面には、県最北端にある伊平屋島(いへやじま)の塩「塩夢寿美(えんむすび)」の粒がキラキラ。

キャラメルの甘みとほのかな塩みが絶妙なバランスで、口の中がやさしい余韻で満たされますよ。

イートイン限定の絶品スイーツもあり!

包装された焼き菓子のほか、イートインでしか味わえないスイーツメニューもじわじわ人気が広まりつつあるとか。

シークヮーサーやさんぴん茶などを使って由貴さんが気まぐれでつくるパウンドケーキは、鉄板で表面をカリッと焼いた上に、冷たいバニラアイスをオン!

スイーツだけでの店内利用も大歓迎とのことなので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

オリジナルバーガーとローカルな街並み、両方を満喫♪

HEY!と美味しく食べて、YEH♪と大満足

帰りに見つけた遊びゴコロに、またニッコリ♪

「『HEY』への来店をきっかけに、ローカルな街歩きを楽しんでくれる人が増えたらええなぁと思います。名護ならではの、ちょっとディープな沖縄を楽しめますよ♪」と、良平さん。

続いて由貴さんも、「結婚前は、沖縄に来る度に『おかえり』って言ってくれる人がいて。今住んでいる名護は海も山もあって自然豊かですし、魅力がありすぎて数えきれないくらいです。みなさんにもぜひ来てほしいです」と、地元の保育園に通う子どもたちから移ったという、可愛らしい名護訛りで話してくれましたよ♪

店を出て階段を下る際は、看板に書かれた文字の「HEY」→「YEH」に見える粋な仕掛けでお見送り♪

きっと貴方も、ご機嫌に「YEH♪」と口ずさんでしまうことでしょう。

「HEY」へのアクセス・基本情報

【住所】沖縄県名護市城1丁目2-3 2F

【問い合わせ】電話番号の設置なし ※最新情報はSNSをチェック!

【営業時間】11時~16時

【定休日】日曜

【駐車場】なし(近隣にコインパーキングあり)

【公式SNS】「HEY」Instagram:@hey_hamburger

※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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